愛情があれば歳の差なんて関係ないは本当なのか?

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愛情があれば歳の差なんて関係ないと、歌謡曲などではよく歌われていますが、それは本当なのでしょうか。

どうして僕がそんなことを考えるかというと、ある一人の女性のことが今、とても気になっているからでした。

その人は、僕の友達の叔母に当たる女性で、学校で美術を教えていて、自分自身画家で個展も催し、僕はその友達とよくみにいったものです。

すらりとした背の、長い髪で、切れ長の目が涼し気な女性でした。

ぼくもまた会社に勤めながら趣味で絵を描いていて、彼女のすまいに友達とでかけて絵をみてもらたりしていました。

おおっぴらで、ものごとにとこだわらない性格はときに、すわったときにスカートがひらいて、まげた膝の奥がのぞいていたも気づかず、返って僕の方が赤面したりしたものです。

僕はそんな彼女がとても好きでした。

20歳は優にはなれていましたが、叶うなら本当にいっしょになりたいとさえ思うようになっていました。

彼女の方がどう思っているか、僕にはそれが気になってしかたがありません。

友達に訳を話すのも照れくさく、ここは一人でたしかめるほかないようです。

それで休みの日に僕は、新作の絵をもって、郊外にある彼女の家にでかけていきました。

絵をみてもらってから、僕は自分のおもいを直接彼女にうちあけるつもりでした。

電話で、訪ねる旨を伝えると、彼女は嬉しそうに了解してくれました。

彼女も僕にあいたがっていることがわかって、それだけで僕は舞い上がりそうになりました。

そこは瀟洒な一軒家で、彼女は僕を明るい室内に招きいれてくれました。

僕の絵に対しては、厳しいながらも的確に批評し、今後の励みになるようなコメントをしてくれました。

出された冷たいジュースを飲み終えると僕は、いよいよ本題にとりかかることにしました。

正直に僕の今の気持ちを彼女に伝えました。

いつも心で思っていて、本気で結婚を考えていることを、相手の目をじっとみつめながら語りました。

彼女は、表情をこわばらせて、それは無理、年齢を考えてとすげなくいいました。

まさかそんなにあっさり断られるとは思ってもいなかっただけに、僕は愕然として言葉もありませんでした。

これまでの彼女の、どちらかと言えば好意的な態度をかえりみると、僕の気持ちをここまで無下に踏みにじるなどありえないと思っていた僕です。

しかし現実はあまりにも残酷でした。

それからは何を喋ったかもわからないまま、結局早々に僕は彼女のもとから帰っていきました。

後日僕は、例の友達から一通の手紙を受け取りました。

彼女からです。

それには、次のようなことがしるされていました。

『私もあなたが好きでした。

でも、年齢の差が私の中で壁になっているのも本当です。

私がそれをいったら、あなたはたちまち悄然とうちひしがれてしまいました。

あなたは気が付かなかったのですか。

私があなたの前ではいつも、隙だらげたったということに。

私があなたをひきつけようとして、わざとスカートの中をひろげたりしたことも、しらなかったのですね。

あの時家には二人だけでした。

私はあなたが無理にも私を奪ってくれることを願っていました。

けれどもあなたは、あっさり敗北をみとめて立ち去っていったのです』
僕は手紙をよみながら、あのとき家のなかで彼女が、ミニのスカートをはき、しなやかな太腿をこれみよがしに伸ばしていたことを思いだしました。

本当に年の差を気にしていたのは彼女ではなく実は僕自身だったことを、おそらく彼女は最初からわかっていたのだと思います。

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